絵画鑑賞後にティータイム♪やすらぎのひと時を過ごす「森の美術館」|流山

娘が生まれる前は、美術館や博物館での芸術鑑賞が趣味の一つだったわが夫婦。

彼氏・彼女だったあのころは、上野駅内のNEW DAYSが定番の待ち合わせ場所。
芸術鑑賞後はいったん御徒町方面へ歩きながら、互いの感想を話し、ワインなどを飲みつつ次の鑑賞予定を立てたものでした。な、なつかしぃ。

しかし、赤ん坊と一緒に都心の美術館、博物館へ行くのは、電車移動や人込みなど、なんともハードルが高いと感じ、「娘が小学生ぐらいになったら3人で行きたいね。」としばしの期間のあきらめを抱いておりましたが、流山に美術館があると知り、夫に声をかけてみたところ、ノリノリで誘いに乗ってきました。

というわけで、今回は流山市にある「森の美術館」へ赤ん坊の娘を美術館デビューさせるべく、家族3人、芸術鑑賞してきました。

豊かな竹林と広場に囲まれた美術館

流山市大字大畔(おおぐろ)にある「森の美術館」は、2016年にオープンした美術館で、竹林と広場に囲まれた小さな美術館です。周辺には小学校や中学校、イチゴ農園があり、とてもゆったりとした雰囲気の一角に美術館はあります。

美術館の設立経緯としては、地域の芸術文化活動に貢献する事を目的とし、風景や人物像の油絵を中心に20数点を展示するほか、年に3、4回は企画展や所蔵展を開催しているようです。

館内に入るとすぐに受付があり、大人2名と赤ん坊が一緒と伝えると、窓口のお姉さんお2人が、

「赤ちゃん、何か月ですか? え、7か月! もしかして、生まれて初めての芸術鑑賞ですか?!」
とニコニコで娘を迎え入れてくださいました。ありがとう、お姉さま方!

クラシック音楽が流れる会場で、じっくり絵画鑑賞できる贅沢なひと時

来館時の展覧会は、「一路 山下大五郎 展」。
風景画家の山下大五郎の作品を約60点ほど、2期展示しているそうです。

我々以外にも2組ほど来館者がいましたが、じっくりと鑑賞することができました。なにより館内の雰囲気がとてもステキで、クラシック音楽が流れる空間に、やさしく注がれる陽の光。

私たち夫婦はその静かな空間に心地よく包まれて、久しぶりの芸術鑑賞にゆったり浸っておりました。

そして娘はスヤスヤ寝ておりました。娘よ、またこのここちよい静寂を満喫しに来ようね。

竹林と広場を眺めながらの喫茶休憩

十分すぎるほど、絵画鑑賞を満喫したのち、受付隣がちょっとした喫茶スペースになっているのが気になっておりました。

受付のお姉さんにお聞きすると、チケット代に喫茶料金も含まれているとのこと。

ならばと、絵画の余韻にしばし浸り続けたいので珈琲と紅茶をいただくことにしました。
ビスケットとチョコレートもセットでした。

夫とは、娘と一緒に美術館に来れる日がこんなすぐ来るとは思わなかったね、ところで、あの絵はさぁ、、、

という鑑賞の話から、娘の成長の話など、ついつい長居をしてしましました。

また一つ、我々夫婦のお気に入りのスポットが見つかった、とても恵まれた一日でした。
また次の展示が始まったら、訪問しようと思います。みなさんもぜひ、ご来館くださいね!

森の美術館
住所:千葉県流山市大字大畔315
交通:つくばエクスプレス「流山おおたかの森駅」から徒歩約20分
   「流山おおたかの森駅」東武バス西口ロータリー2番のりば(南流山駅・クリーンセンター行)大畔下車徒歩約5分
連絡先:04-7136-2207
開館時間:夏期 10:00-17:00(入館16:30まで)、冬期 10:00-16:00(入館15:30まで)
休館日:月・火曜日
入館料:大人600円 中・高生300円 小学生以下無料
駐車場:有

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。

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