流鉄流山線の流山駅から徒歩約7分の場所にある「流山市立中央図書館」。
近隣には流山市立流山北小学校や流山市文化会館などがあり、子供からお年寄りまで多くの方が利用する図書館です。
また、流山市の郷土資料・行政資料から雑誌や最新書籍まで様々な種類の本を取り揃えており、流山市内の中でも書籍数が豊富な図書館です。
内装のバリアフリー化!誰でも快適に使える図書館へ

そんな流山市立中央図書館が、内装改修工事のため2025年(令和7年)9月1日から2026年(令和8年)3月13日まで、臨時窓口を含む休館期間を経て、装いも新たに再オープンしました。
そこで、今回は流山市立中央図書館の今をご紹介させていただきます。

今回の内装改修工事を経て、新たに「赤ちゃんほっとスペース(授乳ブース)」ができました。
ブース内には、調乳専用の浄水給湯器と流し台(写真左側)、1人掛けソファと赤ちゃん用ベット(写真右側)が設置されており、自由に使用することができます。
ブースの場所は、図書館の3階の新聞コーナーの奥で、写真の赤ちゃんマークが目印です。

ドアを閉めて利用することで、周りの目を気にすることなく安心して使用することができます。
図書館というと静かに本を読む場所というイメージですが……
ここでは誰もが安心して本を楽しめる環境を作るための工夫が数多く見られました。

続いて紹介するのは、「バリアフリートイレ」です。
場所は2階の受付の左奥にあります。
これまでは多目的トイレという形で設置していましたが、オスメイト用設備や手すりの設置などを行い、多種多様なニーズに対応できるトイレに生まれ変わりました。
トイレの床も車椅子でも行き来がしやすいフラットな素材で、十分な広さも確保されているため、車椅子使用者対応トイレとしての役割も果たしています。

そして館内全体の雰囲気に大きな影響を及ぼしたのが、「床の張り替え」と「椅子の設置」です。
本を読んでいる時に、他の利用者の足音が気になる。
ちょっと腰をかけて、試し読みしてみたい。
そんな要望をもとに、今回の改修工事では床を絨毯のような柔らかい材質に張り替え、
各所にスツールのような椅子を設置しています。
こちらの写真の場所だけでなく、図書館全体が絨毯生地の床となっており、足音が全く気になりません。
また館内のバリアフリー化に伴い、以下のようなカートやカゴも使った利用も進んでいます。重い本を持ち運ぶ際や、手荷物が多い時のご利用にもピッタリですね。

設置場所:2階図書館入口

設置場所:3階階段脇
ぜひ、利用してみてください。

最後に、デジタルサイネージの設置です。
図書館の受付隣にデジタルサイネージが設置され、利用案内やお知らせ、イベント情報などが紹介されています。
これで久しぶりに図書館を利用した私も、スムーズに本を借りることができました。
一気に館内が華やかになりますね。
本がより身近に感じるサービスを開始

どなたでも気軽に利用することができる図書館ですが、開館時間が限られており社会人にとっては、やや利用しづらい一面もあるのではないでしょうか。
そこで、流山市立中央図書館では、インターネットで手続きができるオーディオブックおよび電子書籍の貸出サービスを開始、さらに会社帰りやお買い物帰りに予約した本を受け取ることができるピックアップサービスも導入しています。
ピックアップサービスは流山おおたかの森と南流山で行っています。
詳細は以下の図書館HPをご覧ください。
https://www.library-city-nagareyama.jp/category/topic/
読んだ本を記録する読書手帳

市内の小中学生を中心に配布されているのがこの「読書手帳」です。
手帳には、本のタイトルや作者、感想、読み終えた日などを記入するスペースがあり、自分の読んだ本を記録することができるようになっています。

また図書館の児童室には、シールプリンターが設置されており、図書カードをかざすことで現在借りている本の情報が印字されたシールを発行することができます。
そして、このシールを手帳に貼ることで、自分だけの読書手帳を作ることができるのです。
誰でも本の世界を楽しめるりんごの棚

みなさんは「りんごの棚」を知っていますか?
りんごの棚とは、アクセシブルな資料のコーナーのことで、点字資料やLLブック、大字活本、布絵本、マルチメディアDAISY図書などを扱っています。
1993年に特別なニーズのある子供たちを対象にスウェーデンの図書館で始まり、世界各地に広がりはじめました。
流山市立中央図書館でもこの取り組みを積極的に行っており、様々な種類の本が置かれていました。
特に気になったのは、布絵本です。
1番下の段より気になる本のケースを選び、カウンターに持って行くと、布絵本と交換することができます。

布絵本の貸し出しは行なっていませんが、図書館内であれば閲覧することができます。
布絵本は大きめの布を紐で束ねたような形になっており、登場キャラクターたちがワッペンのように立体的になっていて、手触りも含めて楽しい絵本です。
また、絵本の中にはマジックテープやボタンなどを使った仕掛けもあり、
キャラクターを絵本から剥がして、好きな場所に移動させることができます。
ページを捲るたびに仕掛けが現れるので、ただ本を読むだけでなく布独自の感触やキャラクターを実際に動かす楽しさも感じられ、多種多様な楽しみ方が出来そうです。
このように使い方や楽しみ方が複数存在する資料も扱っており、本の可能性を感じました。

今回の再オープンを通して、図書館がより多くの人にとって身近になったように感じます。
本を読むことの楽しみを、新たなことを知ることの喜びを流山市立中央図書館で感じてみませんか?
また、現在流山市立中央図書館の隣にあります流山市立博物館も改修工事を行い、4月25日に開館いたしました。
こちらも改修工事を経てどのような博物館になるのか楽しみですね。
皆様もぜひ、流山市立中央図書館を訪れてみてはいかがでしょうか。
流山市立中央図書館
住所:千葉県流山市加1丁目1225番地6
アクセス:流鉄流山線「流山駅」から徒歩約7分
京成バス 流山市役所・平和台駅入口経由流山おおたかの森駅西口循環
「文化会館入口」下車徒歩約4分
東武バス 南流山駅~クリーンセンター・流山おおたかの森駅
「加二丁目」下車徒歩約9分
TEL:04-7159-4646
FAX:04-7159-4765
開館時間:火曜から土曜9:30-19:00
日曜・祝日9:30-17:00
休館日:月曜(祝日、夏季月曜開館日を除く)・月曜が祝日と重なる翌日・月の末日(土・日・祝日を除く)年末年始・特別整理期間


















