柏駅は、昔から東葛地域随一のにぎわいを見せていますよね。
個人的には子どものころから、何度も遊びに訪れている大好きなまちでもあります。
柏駅は、大型デパートや飲み屋、飲食店など、比較的大人向けのお店が多く、大人のまちというイメージでしたが…どうやら、近頃は子どもも楽しめるスポットが整備されているようで。
今回は、その取り組みの一部をご紹介したいと思います。
そごうの跡地に現れた緑のオアシス
柏駅にあるお店といえば、かつては柏高島屋と柏そごうが二大巨頭でした。
子どもの頃、親に連れられて買い物をしたり、レストランで食事をしたなあ…という記憶があります。ただ、残念なことに柏そごうは2016年に閉店してしまいました（個人的には、当時とてもショックを受けたニュースでした）。
そごうの後に新しいテナントが入るのだろうか？としばらく気になっていましたが、その動きもなかなか見られない…
と思ったら。
どうやら2022年末から、そごうの跡地を活用したコミュニケーションスペースが作られているというのです。
これは、コロナ禍でにぎわいが減ってしまった駅前を再度活性化するために、柏市によって始まった取り組み「GREEN UP KASHIWA」だそうで、そごう1階搬入口の「All Good Garden」のほか、「KASHIWA GREEN PARK」や「Kids Playground」など、複数のエリアが整備されているのです。
今回は、その中でも特に「All Good Garden」についてご紹介します。
常磐線を間近で見られるので子鉄におすすめ
All Good Gardenに行くには、柏駅東口のダブルデッキから交番裏にある階段を使用して1階に降ります。
親切に看板もあり、また、この階段はフェイクグリーンが飾られていて、他の階段とは少し雰囲気も違うので見つけやすいはずです。
階段を降りてすぐに緑に覆われたエリアが見えてきます。
ここが「All Good Garden」なんですね。
人工芝でしょうか？かなりふわふわしていて、小さい子どもも安心して歩けそうです。
搬入口の壁面は明るく飾られており、古い建物であることを感じさせません。
日当たりも良いですし、すぐそばに交番もあるので、危険なイメージは全くないですが、ペイントや飾りつけで明るい雰囲気になっていると、より安心して過ごすことができます。
そして、ここにはベンチやテーブルがいくつか用意されており、訪れた人が思い思いに休憩できるつくりになっています。
ドリンク片手におしゃべりする女子高生、新聞を読むおじいさん、お弁当を食べる親子連れ…近所の保育園の園児が遊びにきていることもありました。
何度かここを訪れていますが、毎回さまざまな方が、自由にこの場所で過ごしている様子を見かけます。私も過去に一度だけ、ここに腰掛けてパンを食べたことがあります。
机やベンチは適度に距離が離れているので、周りの目も気になりません。
ちなみに、このAll Good Gardenのもう一つのいいところは、ズバリ常磐線が間近で見られること！
各駅停車、快速の上下線。そして特急ひたち、ときわ。
かなり頻繁に電車が通るので、子鉄も気に入ってくれること間違いなしです。
遊具もある！周辺の今後の開発に期待♪
今回、保育園の園児たちがたくさん遊んでいたので、写真を撮ることはできなかったのですが、このAll Good Gardenの隣には「Kids Playground」があります。
いくつかの遊具と、黒板（！）があり、就学前ぐらいの子どもであれば十分楽しめる小さな公園のようなスペースなんです。
特に小さい子は、じっとしているのが苦手だったりもしますし、体を動かせる場所が併設されていると、親も子どもも楽しく過ごせますね。
また、今回ご紹介したエリアのほかにも、かつてのそごうアネックス館が、柏市の子育て支援に関する複合施設として生まれ変わるようです。
今後、柏駅が子どももより過ごしやすい場所にパワーアップするのはとてもうれしいですよね。
まだまだ進化を続ける柏駅周辺エリア、今後も通って楽しみたいと思います！
All Good Garden
住所：千葉県柏市柏1丁目1-21
アクセス：東武野田線、常磐線「柏駅」より徒歩約3分
