水辺で生き物さがし!緑に包まれた散策路!そして、戦国時代のお城の跡まで。
柏市にある「 増尾城址総合公園」は、家族で1日たっぷり楽しめる、自然と歴史が一緒になったスポットです。
今回は、初夏の取材で実際に歩いてきた様子をご紹介します♪
水辺のいきものゾーンには何がある?

最初に立ち寄った「水辺のいきものゾーン」は、斜面林のそばで湧き出る増尾湧水のそばにある、小さな池が広がるエリア。
増尾湧水は柏に残る湧き水のひとつで、一年を通して水温が変わらないのが特徴です。
6月の取材時には、水辺の花がぽつりぽつりと咲いていました。
水生植物に囲まれたこの池は、生き物が自然のままに暮らせるように整えられた場所(ビオトープ)になっています。
公園内には、犬を散歩させる地元の方や、虫取り網を手に水辺をのぞき込む親子連れの姿も。「いた?」「もうちょっと右!」と声を交わすご家族の姿に、朝の穏やかな時間がゆっくりと流れていました。
水と緑のなかで、家族でゆっくり立ち止まる時間。お散歩のはじまりに、自然と向き合える静かなエリアです♪
緑に包まれた「森と丘の冒険ゾーン」

ビオトープから散策路をたどっていくと、雰囲気がガラッと変わって「森と丘の冒険ゾーン」へ。
シラカシやアカガシなどの大きな木々が頭上に広がり、木漏れ日が散策路にやさしく落ちてくる、深呼吸したくなるような心地よい木陰の道です。
歩いていると、公園に隣接する芝浦工業大学柏中学高等学校から部活中の学生さんの掛け声が、ふっと聞こえてきました。
木陰の道でその声を聞いていると、学生時代を思い出すような、ちょっと懐かしい気持ちにもなれます。
森の奥には、木とロープで組まれた吊り橋の遊具があります。

森の中で自然に囲まれながら体を動かせる場所なので、ちょっとした冒険気分で、お子さんがワクワクしてくれそうなエリアです♪
高台の芝生広場と初夏のビヨウヤナギ

森の道を抜けると、視界がパッと開けて芝生広場に到着します。
ここは少し高台になっていて、晴れた日には柏市内の街並みが気持ちよく見渡せる、開放感のあるスポットです。
広い芝生のうえで子どもたちが走り回る姿も見かけました。
すぐとなりにはバーベキュー広場もあって、予約をすれば緑に囲まれた屋外で、家族や友人とにぎやかな時間を過ごせます♪
芝生広場のわきには、鮮やかな黄色のビヨウヤナギが咲いていました。

こうした季節の花にふと気づけるのも、この公園の魅力のひとつです。
戦国の歴史を辿る「増尾城址」
最後に向かったのは、公園の奥にある「森のお散歩ゾーン」。ここから公園の表情がもう一度変わります。
道は上り下りが多くなり、ところどころで急な坂も。
「なんでこんなにアップダウンがあるんだろう?」
答えは、この場所が昔お城だったからなんです。
「増尾城址総合公園」の名前のとおり、このお散歩ゾーン一帯にあったのは、戦国時代に築かれた「増尾城」。

写真に映る森も、かつて増尾城があった一帯にあたるそうです。
園内には、戦国時代後期の土塁や空堀の跡も残されていて、1590年の小田原征伐の頃に廃城になったとされ、それから400年以上、自然のなかにひっそりと姿を残してきました。
自分が今歩いているこの道を、500年ほど前にも誰かが歩いていたかもしれない。
そう思うと、なんでもない散策路がちょっと違って見えてきます。
子どもには「ここ昔お城だったんだよ」と一言伝えてあげると、帰り道のおしゃべりが少しだけ膨らむかもしれませんよ♪
水辺で生き物さがし、緑の森で深呼吸、広い芝生でゆったり、バーベキュー広場で家族時間、そして昔の城跡で歴史にもふれる。
これだけ楽しさが詰まっていて入園も駐車場も無料です!
休日のおでかけはもちろん、ふだんの夕方の散歩道としても、家族でくり返し通いたくなる場所。
柏で自然と歴史を身近に楽しみたい時は、ぜひ「増尾城址総合公園」に足を運んでみてはいかがでしょうか♪
増尾城址総合公園
住所:千葉県柏市増尾字稲荷下650
アクセス:東武野田線「増尾駅」から徒歩約20分 / JR「柏駅」からバス「名戸ヶ谷病院」下車徒歩約10分
TEL:04-7166-6701(管理事務所)
営業時間:園内終日開放(管理事務所前駐車場は9:00-17:00)
定休日:なし
駐車場:あり(3か所 計89台)




















