お正月、江戸川の冬の夕焼けを見たくなって、松戸市の自宅から散歩に出かけました。冷たい風の中でも、澄んだ空気と川の流れが心をほっとさせてくれるひとときです。今回は、葛飾橋まで歩いたので、その道のりをお届けします!
散歩のはじまり

午後三時過ぎ、少し早い夕暮れを狙って江戸川の土手に立ちました。松戸駅から徒歩圏内の位置です。川沿いの道はアスファルトで舗装されていて歩きやすく、ランニングをしている人やご夫婦、サイクリングをしている人の姿が見られました。冷たい空気に触れながら、穏やかな景色をたのしみつつ歩きます。
江戸川の風景を楽しむ

歩いていて感じたことは、冬の江戸川は空気が澄んでいてとても気持ちがいいことです。この日の天気は晴れで気温が低かったですが、散歩しているうちにだんだん汗ばんできました。松戸駅前の建物や、スカイツリー、東京外環自動車道など、方角によってさまざまな風景がたのしめます。ひたすら歩き続け、次第に無心になっていきました。
途中で出会う発見

歩きながら、ふと目に入る景色に発見があります。土手を降りたところに広場があり、犬の散歩をしている人たちが集まっていました。どうやら交流の場になっているようです。このあたりは海から19.0kmだそうで、東京湾からも近い距離にあります。

「松戸緊急用船着場」もありました。大地震で被災した街を復旧するための資材や救援物資を水上ルートで運ぶための場所だそうです。
葛飾橋の魅力

江戸川のスタート地点から歩いて約30分で葛飾橋に到着しました。せっかくなので橋の中央まで行ってみました。東京外環自動車道方面から西陽がさしています。

松戸方面を見てみると、まるで時間が止まっているかと思うくらい、川がゆったりと流れていて、空気もシンとしていました。橋は車が行き交い交通量が多いのに、なんとも言えない不思議な感覚でした。
葛飾橋はただの交通手段ではなく、周囲の景色を楽しむ絶好のスポットです。ここから見える江戸川の流れと広がる街並みは、どこか落ち着きを感じさせます。
冬散歩のおすすめ

江戸川沿いは、季節ごとに異なる魅力を見せてくれる場所です。冬の散歩では澄んだ空気と静かな風景がたのしめますが、春には桜や菜の花、夏には緑豊かな景色が広がり、秋はコスモスが咲きます。散歩を通じて、四季折々の自然と触れ合えるのがこの道の魅力です。
冬の寒さはありますが、動きやすい服装をしていれば問題ありません。厚着をしすぎると、汗が冷えて逆に寒くなるので、着脱しやすい上着を羽織っていくとちょうど良いかと思います。虫が苦手な方は、サングラスやマスクなど、顔を保護するアイテムを持っておくと安心です。
さらに、散歩の途中で温かい飲み物を持参しておくと、寒さの中でもほっとする時間をたのしめます。お気に入りの飲み物を片手にゆっくりと歩くのもおすすめです。
江戸川が季節ごとに見せる景色

今回の散歩はトータル約1時間で、江戸川沿いを歩きながら冬の自然をたのしむことができました。散歩の最後に立ち寄った葛飾橋は、いつも車で通るのですが、改めて歩いてみると心が癒されるだけでなく、松戸という街の魅力を再認識することができました。
身近な場所でありながら、いつもとは少し違う景色を発見できる江戸川。松戸からアクセスしやすいこの場所は、散歩や気分転換におすすめです。次は別の季節に訪れて、また違った江戸川の魅力を感じてみたいと思います!
江戸川・葛飾橋
住所:千葉県松戸市松戸から千葉県松戸市小山付近
アクセス:スタート地点 R・新京成線「松戸駅」西口から徒歩約12分「旧松戸宿本陣跡地」付近