流山を知りたいならまずはここ!流山おおたかの森駅前観光情報センター

夏休みにちょっと近場にお出かけしたい!
休日にゆっくり地元を散策したい!

そんな時に立ち寄っていただきたいのが「流山おおたかの森駅前観光情報センター」です。

ここに行けばきっと、あなたの“行きたい”が見つかるはず!
新たな流山の魅力に触れてみませんか?

今回はそんな「流山おおたかの森駅前観光情報センター」の魅力をご紹介いたします。

流山おおたかの森駅前観光情報センターとは?

「流山おおたかの森駅前観光情報センター」と聞いてピンとこない方でも、「スターツおおたかの森ホール」と聞けば知っている方も多いのではないでしょうか。

「流山おおたかの森駅」北口から直結のスターツおおたかの森ホールの2階、市民窓口センターの手前にあるのが観光情報センターです。

様々な展示や資料が並んでおり、どなたでも気軽に立ち寄ることができます。

また、スタッフによる対面案内、パンフレット配布、デジタルサイネージでのPRのほか参加型のイベントや講座等も開催しているのも大きな魅力です。

この日は土曜日だったので、小さなお子さんを連れたご家族からご高齢の方まで様々な方がいらっしゃいました。

今回は、スタッフの梶川さんにそれぞれのブースを案内していただきました。

<h2>お子様人気ナンバーワン!流鉄流山線ブース</h2>

観光情報センターを訪れた子供たちが夢中になっていたのが、流鉄流山線のブースです。

車両の模型が展示されており、電車が実際に動く姿に子供たちの目線は釘付け!

特に、可愛らしいフォルムでカラフルな電車が、流山駅から馬橋駅を行き来する姿は、ずっと見ていても飽きません。

模型の車両は日替わりとなっており、黄色と黄緑の車両「なの花」以外にも、「さくら」「あかぎ」「若葉」「流星」も楽しむことができます。

そのため、「今日は、なの花号だー!」というお子さんの声もちらほら聞こえてきました。
来るたびに違う車両が走っているので、何度来ても新鮮な気持ちで楽しめますね。

また実際の車両では、車両によって座席や吊革に可愛い工夫があるのも流鉄流山線ならでは!
ご利用の際には是非見つけてみて下さい!

<h2>流山に金色のビリケンさん!?</h2>

続いて気になったのは、こちらの金色のビリケンさん!

ビリケンさんといえば、大阪にある通天閣のイメージですが…
実は流山市にもビリケンさんが存在しているのです!

「ビリケン」は、1908年アメリカの女性芸術家フローレンス・プレッツが夢で見た神秘的な人物の姿をモデルに制作され「幸福の神」として世界中に広まり、日本には1909年(明治42年)頃に伝わりました。

その後、1912年(大正元年)大阪の遊園地に当時流行していたビリケン像が置かれたことから、大阪のシンボルとして通天閣に祀られるようになりました。

一方、流山では1913年(大正2年)に利根運河株式会社の支配人である森田繁男氏がビリケン像を建立し、水運業の守り神として地元の方たちに愛されてきました。
その後、2016年に流山市に寄贈されましたが、2018年にビリケン像が破損してしまい、不在となった祠にお留守番役として通天閣から寄贈されたのが、この金色のビリケンさんなのです。

現在、利根運河には二代目利根運河ビリケンさんが設置されており、破損した初代利根運河ビリケンさんは修復され、流山市立森の図書館に設置されています。
(初代利根運河ビリケンさんは、流山市立博物館に設置されていましたが、改修工事により博物館が休館しているため、一時的に森の図書館に設置されています。)

利根川と江戸川を結ぶ一級河川である利根運河は、のべ220万人の人力によって作られ、船の道として明治中期から昭和初期にかけての約半世紀に渡り、関東の水運の要として活躍しました。現在では、豊かな自然や美しい眺望が人気を集めています。

そのため、流山にとってもその歴史と役割は大きく、今でもビリケンさんたちが見守っているのです。

かわいらしいお顔で運河をそして流山を見守るビリケンさん!
皆さんも是非、ビリケンさんお足の裏を撫でにいらしてみて下さい!

<h2>歴史を感じる白みりん発祥の地!流山本町</h2>

今では、子育てしやすい街として知られている流山ですが、その歴史は長く、もともとは江戸時代から大正時代にかけて江戸川の舟運や白みりんの町として栄えました。

そのため、江戸川に沿って風情ある街並みが今でも残っており、本町通り・万上通り・天晴通りなどでノスタルジックな雰囲気を楽しむことができます。

観光情報センターでは、流山本町の観光名所や飲食店なども紹介しており、地元でありながら私も知らなかった場所がたくさんありました。

特に、民間事業者の方が国・登録有形文化財に登録されている土蔵や店舗をリノベーションし、ギャラリーやカフェとして活用しているというのには驚きました。

白みりんの200年以上の歴史を感じながら、お買い物や食事をして過ごす休日も素敵ですね。

観光情報センターには、流山本町にある歴史的な建物のミニチュアを展示しており、建物を様々な角度から楽しむことができます。

細かい屋根の模様や内装の一部も再現されており、時代や建築背景なども紹介されています。
これらのミニチュアを見てから、実際の建物と見比べてみるのもいいですね。

また夕暮れには、店先に並ぶ手作りの切り絵行灯に明かりが灯り、優しい光が街を包み込みます。この行灯は、切り絵担当の飯田信義さん、行灯本体担当の長谷部年春さんが作成したもので、観光情報センターには、飯田さんの切り絵の作品も展示されています。

他にも流山に因んだ作品が展示されていますので、ぜひご覧ください。

観光情報センターにやってきたつもりが、いろいろなブースを見ているうちにすっかり旅行気分です。
次のお休みにはどこに出かけようかな?と胸が高鳴ります。

皆さんも是非、あなたの“行きたい”を探しにいらしてみてください!

流山おおたかの森駅前観光情報センター
住所:千葉県流山市おおたかの森北1-2-1
アクセス:
電車をご利用の場合
つくばエクスプレス・東武アーバンパークライン「流山おおたかの森駅」北口直結徒歩約1分
お車をご利用の場合
・国道6号線より旧日光街道入口を「流山おおたかの森」方面・国道16号線より若柴交差点を「流山おおたかの森」方面
TEL:04-7186-7625
営業時間:9:00-17:00

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。

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